@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00010425, author = {Arafuka, Tomoyoshi and 荒深, 友良}, journal = {朝日大学経営論集, Asahi business review}, month = {Mar}, note = {110009432682, application/pdf, 古典的な組織研究では、組織は、個々の人間を統制するための「構造」として捉えられてきた。近代組織論では、組織は、人間の「相互行為」が紡ぎ出す産物として理解されるようになった。さらに、それ以降の組織研究では、環境と組織の諸関係から「組織のデザイン」を論じる立場と、組織を個人間の「組織化のプロセス」として捉える考え方が注目されてきた。こうした組織研究の動向を踏まえ、現代の組織研究では、個人-組織-環境の諸関係を前提に、統合的に組織を解釈するためのモデルが模索されている。本稿では、組織という複雑な現象を理解するための理論的枠組みを整理するとともに、組織は本質的に動態的・流動的な存在であり、組織現象のさまざまな局面において不確実性の問題に直面することを明らかにする。次いで、組織デザインによって、不確実性が確実性に変換され、各人の行為の予測可能性あるいは信頼性を高めるための静態的・固定的な一定の秩序が作り出されることを説明する。そして、組織の動態的・流動的な側面を静態的・固定的な側面とを結びつける視点から、組織現象を統合的に捉えるモデルについて展望する。}, pages = {1--8}, title = {不確実性と組織デザイン : 組織の統合モデルの視点から}, volume = {23}, year = {2009} }