@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00012184, author = {長谷川, 徹 and HASEGAWA, TORU and 金山, 圭一 and KANAYAMA, KEIICHI and 森永, 啓嗣 and MORINAGA, HIROTSUGU and 竹内, 浩子 and TAKEUCHI, HIROKO and 木村, 洋子 and KIMURA, YOKO and 北後, 光信 and KITAGO, MITSUNOBU and 渋谷, 俊昭 and SHIBUTANI, TOSHIAKI}, issue = {2019-06}, journal = {2019-06}, month = {2019-06, 2020-03-30}, note = {歯科治療には、歯科医師と歯科衛生士の協働が必要である。しかし、慢性的な歯科衛生士の不足があり、その原因には離職率の高さが指摘されている。この問題の解決には、卒前教育において将来求められる歯科衛生士像を具体化させ、その実現のためのキャリア教育が重要と考える。キャリア・アンカーを知ることには、職務内容の変化や配置の転換に際して選択を迫られた場合、適切な選択を行い、組織と話し合い交渉できる効果がある。今回、キャリア・アンカーの概念を理解することや自己のキャリア・アンカーを知ることを目的にアンケート調査を行った。2019年1月に朝日大学歯科衛生士専門学校3年生の学生78名を対象に、紙媒体でアンケート調査を実施した。フェイスシートで対象者の年齢、結婚または出産後のキャリア継続の意思の有無、就職先の決定の有無について質問した。キャリア・アンカーについては自己診断用キャリア志向質問票を用いた。歯科衛生士になった自分が最も重視すると予想するキャリア・アンカーは何ですかの質問に対して、「生活様式」「保障・安定」への志向が強かった。キャリア・アンカー別の平均値、標準偏差(SD)は降順に①「生活様式」5.40(1.25)、②「保障・安定」5.27(1.24)、③「専門・職能別能力」4.21(1.05)、④「奉仕・社会貢献」4.08(1.28)、⑤「自律・独立」3.86(1.20)、⑥「純粋な挑戦」3.40(1.08)、⑦「起業家的創造性」2.70(1.30)、⑧「全般管理能力」2.53(0.85)であった。結婚または出産後のキャリア継続の意思の有無について群分けをして分析を行った。「奉仕・社会貢献」でキャリア継続意思のある群の方が無い群に比べ有意に高かった。また、調査時点での就職先決定の有無で群分けをして分析を行った結果「保障・安定」で就職先決定群の方が未決群に比べ有意に高かった。歯科衛生士専門学校生は「生活様式」と同時に「保障・安定」を重視するという傾向がみられた。働き方やライフイベントに応じた多様なキャリアコースを選択できる歯科衛生士を念頭に、キャリア教育を行う必要がある。}, pages = {2019-06--2019-06}, title = {歯科衛生士専門学校生におけるキャリア・アンカーについてのアンケート調査}, volume = {2019-06}, year = {} }