@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00012188, author = {山内, 六男 and YAMAUCHI, MUTSUO and 飯田, 幸弘 and IIDA, YUKIHIRO and 山本, 寛明 and 岩堀, 正俊 and IWAHORI, MASATOSHI}, issue = {2019-06}, journal = {2019-06}, month = {2019-06, 2020-03-30}, note = {顎関節症の症状を示す顎関節部のガングリオンが疑われた症例に対して保存的治療を行い症状が消失した一例を経験したので文献的考察と併せて報告した。患者は39歳の女性で、左側顎関節部の疼痛および上顎左側臼歯部の自発痛を訴えて本学付属病院に来院した。最大開口距離は18mmであった。触診により、左側顎関節部に小指頭大の弾性硬の腫瘤を触知した。CT検査を行ったところ左側顎関節部外側に腫瘤が観察された。超音波検査では左側顎関節部外側に比較的境界明瞭な円形の像が認められた。MRI検査では、両側の非復位性関節円板前方転位と両側にjoint effusionを認めた。下顎頭外側に小指頭大の円形の腫瘤を認めた。確定診断のための穿刺は患者の同意が得られず実施しなかったが、これらの検査結果からこの時点ではガングリオンと診断した。患者に日中噛みしめの禁止、硬固物咀嚼の禁止、欠伸の禁止、などの生活指導を行った。初診から9日後には開口距離は40mmに増加し、疼痛もほぼ消失していた。6週間後に再度超音波検査を施行したところ、腫瘤は著明に縮小していた。10カ月後の超音波検査では大きさに変化は認められなかった。}, pages = {2019-06--2019-06}, title = {顎関節部のガングリオンが疑われた一例と文献的考察}, volume = {2019-06}, year = {} }