@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00012195, author = {安田, 忠司 and YASUDA, TADASHI and 佐藤, 匠 and SATO, TAKUMI}, issue = {2019-11}, journal = {2019-11}, month = {2019-11, 2020-03-30}, note = {フラップ手術時にerbium-doped : yttrium、aluminum and garnetlaser(EYL)を用いたデブライドメント後に露出セメント質表面のリポポリサッカライド(LPS)量と臨床パラメーターを評価する。実験1では、広範型慢性歯周炎と診断された患者のうちフラップ手術が必要な18名を対象とした。歯肉弁剥離直後に50ml蒸留水にて洗浄後、スワブを露出セメント質に擦過させLPSを採取した。その後、同部位をコットンペレットにて露出セメント質を清拭した後、ハンドスケーラーによる露出セメント質のデブライドメント後、EYL照射後も同様にLPSを採取した。得られた試料はLimulus amebocyte lysate法にてエンドトキシン活性をもつLPS量を定量した。その結果、歯肉弁剥離直後は26.16 ± 22.45EU/ml、水洗後は8.91 ± 12.10EU/ml、コットンペレットにて清拭後は2.55 ± 2.74EU/ml、scaling and root planing(SRP)後は0.32 ± 0.45EU/ml、EYL照射後は0.01 ± 0.029EU/mlであった。 各過程によるLPS除去率は水洗後で55.55 ± 42.34%、コットンペレットにて清拭後は84.99 ± 16.86%、SRP後は91.07 ± 22.01%、EYL照射後は99.29 ± 2.72%であった。実験2では実験群としてフラップ手術にEYL併用群、対照群であるEYL未使用群共に各10名を被検者として選択した。術後3および6か月後の臨床パラメーターからgingival index(GI)、bleeding on probing(BOP)、probing depth(PD)、ならびにclinical attachment level(CAL)に有意差はみられなかった。本研究結果から本スワブを擦過することにより露出セメント質表面のLPS を検出することができた。またフラップ手術時にSRPとEYL照射の併用は露出セメント質表面に付着しているLPSの除去に効果的であるもののEYLの使用の有無による術後3および6か月後のGI、BOP、PDならびにCALに差はみられなかった。}, pages = {2019-11--2019-11}, title = {フラップ手術時におけるEr:YAGレーザー照射が露出セメント質表面のリポポリサッカライド量に及ぼす影響}, volume = {2019-11}, year = {} }