@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00013451, author = {柏木, 純香}, issue = {2021-03}, journal = {2021-03}, month = {2021-03, 2021-06-29}, note = {近年、ケッペンの提示した気候区分図の気候データが古いことについて議論が起きている。この気候区分図は、現在でも地理Bの教科書で取りあげられている。そこで本稿では、現在と過去の気候区分図の違いに着目して、ケッペン時代の気候区分図を高校の授業で使用することの問題点を明らかにした。事例として、南米のパタゴニアとアマゾンを取りあげた。得られた知見は以下のように整理される。第1に、ケッペン時代の気候区分図と気候区が変化していても、観測点の気温・降水量は2つの気候区の境界付近の値であった。第2に、ケッペン時代の気候区分図を授業で使用することには、複数の地域で気候区の説明と現実の気候に齟齬が生じるという問題があった。その解決策としては、最新の気候データが反映された気候区分図を授業で使用する方法と、ケッペン時代の気候区分図を使用しつつ、各気候区の景観写真を多数紹介する方法が考えられた。}, pages = {2021-03--2021-03}, title = {地理教育におけるケッペン時代の気候区分図の問題点 : 南米を事例として}, volume = {2021-03}, year = {} }