@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00013567, author = {岡村, 康祐 and 留, 和香子 and TOME, WAKAKO and 服部, 修磨 and HATTORI, SHUUMA and 北井, 則行 and KITAI, NORIYUKI}, issue = {2020-10}, journal = {2020-10}, month = {2020-10, 2021-09-17}, note = {本研究の目的は、McNamara型およびHyrax型の上顎急速拡大装置により上顎歯列弓の側方拡大を行った前後のcone-beam computed tomography(CBCT)データを用いて、歯、歯槽骨および顎顔面の骨格の変化について解析を行い、装置の違いによる拡大量の差および装置からの距離の違いによる拡大量の差を検討することである。矯正歯科治療のために来院した患者のうち、萌出スペース不足および上顎歯列弓の狭窄と診断された患者50名を被検者とした。被検者のうち、25名にMcNamara型、25名にHyrax型を用いて、上顎の急速側方拡大を行った。上顎歯列拡大前と拡大後に、矯正診断のために撮影した三次元CBCTデータを資料として用いて、前頭平面に平行な3つの断面を設定し、同断面上で各部の幅径を計測し、拡大量を求めた。拡大量について、McNamara型とHyrax型との間で有意差があるかどうか、3つの断面で有意差があるかどうかを統計学的に比較した。McNamara型とHyrax型の拡大量について、装置に近い計測部位では有意差は認められなかったが、装置から離れた部位では、Hyrax型の方が有意に大きい値を示した。計測部位の違いによる拡大量について、上方へ向かうにつれて、また、後方へ向かうにつれて急激に小さくなり、McNamara型でもHyrax型でも同様の傾向が認められた。急速拡大装置では、装置からの距離が大きくなるほど拡大量は小さくなること、および歯に接着して用いるよりバンドを装着して用いる方が、装置から離れた部位の拡大量が大きいことが示唆された。}, pages = {2020-10--2020-10}, title = {上顎急速拡大法が顎顔面頭蓋三次元形態に及ぼす影響}, volume = {2020-10}, year = {} }