@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00013575, author = {長谷川, ユカ and 永原, 國央 and NAGAHARA, KUNITERU and 山田, 尚子 and YAMADA, NAOKO and 田辺, 俊一郎 and TANABE, TOSHIICHIRO and 近藤, 雄三 and 林, 保利 and 中本, 哲自 and 引頭, 毅 and 友藤, 孝明 and TOMOFUJI, TAKAAKI}, issue = {2021-06}, journal = {2021-06}, month = {2021-06, 2021-09-22}, note = {目的:本研究では、インプラント周囲溝滲出液(PISF)を検体とし、DNAチップを用い歯周病原細菌28菌種の歯周病原細菌と総菌数と各細菌種の総菌比を定量的に検出し、被検者の年齢、性別、全身疾患の有無およびインプラント治療の臨床的経過との関連性を統計学的に評価し、インプラント周囲炎の細菌学的因子解明のための細菌叢分析を行った。材料および方法:対象としては、朝日大学医科歯科医療センター口腔インプラント科においてインプラント治療を受けた37名(男性:23名、女性:14名)であった。各被験者の性別、年齢、創傷治癒不全の原因となる全身疾患の有無、上部構造装着後の月数、上部構造の固定様式、上下顎別、小臼歯部・大臼歯部別、骨造成の有無、インプラント周囲溝の深さ(IPD)、プロービング時の出血(IBOP)、骨吸収量を評価項目とした。結果:1.セメント固定においてFusobacterium nuncleatum subsp. Animalisがスクリュー固定のものより有意に増加していた。2.IPD値が4mm以上ではPorphyromonas. gingivalisが2~3mmのものより有意に増加していた。3.IBOP「あり」においては、「なし」との比較において有意差はなかったがP. gingivalis, Prevotella. nigrescensが増加していた。4.骨吸収量では、3mm以上でP. gingivalisが0~2mmのものより有意に増加していた。結論:インプラント周囲炎の重症度と関わりが疑われるP. gingivalis,F. nucleatum subsp. animalisなどの細菌種が確認されたが、さらなる検体の追加による詳細な検討を行うことが必要と考える。また、同定対象とする菌種を増やして検討を重ねていく必要性もあると考える。}, pages = {2021-06--2021-06}, title = {インプラント周囲炎の細菌学的因子解明のための細菌叢分析}, volume = {2021-06}, year = {} }