@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00013706, author = {佐藤, 和彦 and 岩久, 文彦}, issue = {2002-02-20}, journal = {2002-02-20}, month = {2002-02-20, 2021-12-06}, note = {旧世界ハムスター類(齧歯目ネズミ科キヌゲネズミ亜科)4属の顎二腹筋の肉眼解剖学的な形態について検索をおこなった。Tscherskia属では両側の前腹が正中線に沿って接する典型的なリス型の顎二腹筋が見られた。他方Cricetulus属では両側の前腹が正中部で分離し、前後腹がほぼ一直線上に並ぶとヤマアラシ型顎二腹筋に類似した特徴が見られた。Phodopus属、Mesocricetur属では前二者の中間型を示した。Kartavtsev et. al.が提唱した系統樹に基づくと、顎二腹筋の前後腹が一直線上に並ぶという特徴は旧世界ハムスター類の系統発生において3回以上独立したと考えられる。この特徴は頬袋に食物を詰め込む際の舌の側方運動に対して何らかの利点をもつ可能性があり、今後舌骨や舌の運動、および筋電図等を記録して検証する必要がある。}, pages = {2002-02-20--2002-02-20}, title = {旧世界ハムスター類の顎二腹筋形態}, volume = {2002-02-20}, year = {} }