@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00013748, author = {平井, 経一郎 and 住友, 伸一郎 and SUMITOMO, SHINICHIRO and 齋藤, 雅則 and 毛利, 謙三 and MOURI, KENZO and 兼松, 宣武 and KANEMATSU, NOBUTAKE and 高井, 良招 and TAKAI, YOSHIAKI}, issue = {2002-06-20}, journal = {2002-06-20}, month = {2002-06-20, 2022-01-19}, note = {多形性腺腫は唾液線腫瘍の中で最も多くみられ、そのほとんどが耳下腺に発症する。しかし、小唾液腺では口蓋線に多く、口唇における発症は比較的まれである。今回、われわれは上唇に発生した多形性腺腫の2例を経験したのでその概要を報告する。症例1:患者は52歳の男性で、上唇内側の腫瘤の精査を主訴に当科を受診した。腫瘤は栂指頭大で楕円形、ゴム様硬、可動性であり、被覆粘膜はやや赤みをおびていた。症例2:患者は22歳の女性で、上唇内側の腫瘤の精査を主訴に当科を受診した。腫瘤は栂指頭大で楕円形、弾性軟、可動性であり、被覆粘膜はやや赤みをおびていた。両症例ともに多形性腺腫疑いの臨床診断下、一部周囲組織を含めて摘出を行い、いずれも多形性腺腫であった。症例1は多形性腺腫ではまれな脂肪組織が腫瘍実質内に散在性に認められた。これは同腫瘍内の筋上皮様の細胞が間葉様の構造への移行時に生じた形質発現として脂肪変性したものであると考えられた。両症例ともに術後約1年9か月経過した現在、再発傾向もなく経過良好である。}, pages = {2002-06-20--2002-06-20}, title = {上唇に発生した多形性腺腫の2例}, volume = {2002-06-20}, year = {} }