@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00013775, author = {朴, 健二 and 後藤, 隆泰 and GOTO, TAKAYASU and 足立, 正徳 and 亀水, 秀男 and 若松, 宣一 and 飯島, まゆみ and 土井, 豊 and DOI, YUTAKA}, issue = {2003-02-20}, journal = {2003-02-20}, month = {2003-02-20, 2022-01-26}, note = {義歯床の割れは臨床上大きな問題であるにもかかわらず,その原因は現在でも明らかになっていない.亀裂の発生と最も関連性が深い性質は破壊靱性値(K_)であるが,条件によって値が全く異なるという問題がある.そこで,本研究では義歯床用加熱重合アクリルレジンについて,三点曲げによる予亀裂導入破壊試験法を用いて,K_に及ぼす歪み速度と水による影響を検討し,正確なKの決定を試みた.その結果,先ず予亀裂を導入する前に試験片を50℃で1週間以上乾燥させることにより予亀裂の導入が極めて容易になり,方向と長さを正確に設定できることが明らかになった.これらの乾燥試験片の場合,脆性破壊が予亀裂の先端から進行したことが破断面の観察から確認され, K_は歪み速度の増加とともに緩やかに増加することがわかった.これは歪み速度が増加するほど引き抜かれずに残る高分子鎖の数が多いためであると考えられた.また,予亀裂導入後に吸水させた試験片では歪み速度が小さいほど測定中に低速亀裂成長が進行していたことが破断面の観察から確認され,クロスヘッドスピードが100 mm/minの時に零になることがわかった.同時にK_はひずみ速度の増加とともに顕著な減少を示した.この原因はSCGが進行するほど亀裂先端付近にクレーズと微少亀裂の発生が顕著になり,その分だけ応力が分散されて破断荷重が増加したためであると考えられた.そこで,SCGがまったく起きていなかった場合のK_ = 1.05±0.06 MPa・m^<1/2>が吸水試験片の破壊靱性値として適切であると考えた.}, pages = {2003-02-20--2003-02-20}, title = {義歯床用加熱重合レジンの破壊靱性値に及ぼす歪み速度と水の影響}, volume = {2003-02-20}, year = {} }