@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00014070, author = {苦瓜, 明彦 and 秋月, 進 and 大谷, 隆一郎 and 大宮, 隆志 and 石口, 剛宏 and 都尾, 元宣 and MIYAO, MOTONOBU}, issue = {2006-06-25}, journal = {2006-06-25}, month = {2006-06-25, 2023-03-01}, note = {スポーツ選手にとって外傷は受傷後の試合や練習への参加を不可能にし、その中でも顎顔面骨折、とりわけ顎骨骨折は摂食が困難になることから体重の減少やそれに伴う運動能力の低下が避けられず、選手生命にも影響しかねない。顎骨骨折の治療は顎機能の回復状態を診査しながら慎重に経過を観察する必要がある。顎機能の診査方法は様々であるが、デンタルプレスケールを用いて咬合力と咬合接触面積を測定する方法は臨床的に簡便である。今回、我々は骨折前のデンタルプレスケールのデータと比較しながら、骨折後の機能回復状態を観察出来た症例を得た。本症例はラグビーフットボールの試合中に下顎を強打し、下顎角部での骨折と診断された。その日から顎間固定を行い受傷後10日目に顎間固定を除去し、デンタルプレスケールを用いて咬合力と咬合接触面積の測定を開始した。骨折前の咬合力は764.8N、咬合接触面積は17.9mm2であったが、顎間固定除去直後では146.5N,5.3mm2であった。その後徐々に回復傾向を示したが、1ヵ月後でも652.7N,15.1mm2と骨折前の状態には達していなかった。骨折前のレベルに回復したのは骨折から約2ヵ月経過してからであった。また、顎関節症状等の後遺は認めなかった。このことから、このような症例の場合、顎機能の回復には約2ヵ月を要するものと考えられる。治療期間中、特に顎固定中は摂食の制限を受けたため、受傷前の体重から約10%減少した。また、本症例はマウスガードを装着していれば受傷を防げた可能性も考えられ、スポーツ外傷の予防の観点からもマウスガードの装着の必要性が示唆された。}, pages = {2006-06-25--2006-06-25}, title = {顎機能の回復に関する1症例下顎骨骨折前後の咬合力測定による機能回復判定}, volume = {2006-06-25}, year = {} }