@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00014172, author = {嶋本, 和也 and 渡邊, 諒 and 榊原, 渓 and 足立, ことの and 山本, 寛明 and 岩堀, 正俊 and IWAHORI, MASATOSHI and 都尾, 元宣 and MIYAO, MOTONOBU}, issue = {2022-06}, journal = {2022-06}, month = {2022-06, 2023-04-22}, note = {[目的]近年開発された金属材料のゴムメタルは体心立方構造を持つβ型チタン合金であり、一般的な金属材料よりも大きな弾性変形能を示す金属材料である。本研究はゴムメタルクラスプの部分床義歯への応用について検討した。 [材料および方法]定変位疲労試験に用いる試料としてゴムメタルを鋳造し試作したクラスプアーム(以下cast-GM)を7個作製した。定変位疲労比較試験と永久変形量の比較として冷間加工プレスによるゴムメタル(以下GM)、12%金パラジウム銀合金(以下12%Pd)、コバルトクロム合金(以下Co-Cr)の各クラスプアームを6個ずつ作製した。定変位疲労試験は疲労試験機を用いて、鉤腕基部から鉤尖までの長さを12mmとなるようにし、鉤尖から2mmの部分にアンダーカット量に相当する一定変位(0.5mm)を負荷した。繰り返し一定変位は、25000 回まで100cycle/minで負荷した。クラスプアーム試料の亀裂等の発生は、cast-GMでは500 回毎に、GM、12%Pd、Co-Crの比較試験では20000回までは5000回毎、負荷数20000回以降は1000回毎に光学顕微鏡を用いて試料表面を観察した。永久変形量の測定は万能試験機を用いて、疲労試験と同様に試料を固定し、鉤尖から2mmの部分に一定変位(0.25mm)を負荷した。繰り返し一定変位は、300回まで10mm/minで負荷し300回負荷後の距離を永久変形量として測定した。永久変形量の各群の平均値を、一元配置分散分析により検討し、有意差が認められた場合には多重比較検定としてDunnett法を行い、有意水準5%で統計学的分析を行った。 [結果]cast-GMの定変位疲労試験では、試料7個のうち2個に亀裂や破断がみられ、これらの亀裂や破断は試料表面の気泡部分に沿ってみられた。GM、12%Pd、Co-Crでは25000回の繰り返し負荷で、固定部・負荷による圧痕とは別に12%PdとCo-Crの1個ずつに亀裂がみられたが、GMでは亀裂や破断はみられなかった。300回繰り返し負荷における永久変形量の平均値はGMが12%Pd、Co-Crと比較して有意に小さかった。}, pages = {2022-06--2022-06}, title = {チタンニオブ合金を用いたクラスプの疲労耐久性の評価}, volume = {2022-06}, year = {}, yomi = {WATANABE, RYO} }