@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:02000105, author = {中垣, 勝臣 and NAKAGAKI, KATSUOMI and 土井, 義夫 and DOI, Yoshio}, issue = {1}, journal = {朝日大学経営論集, Asahi Business Review}, month = {Mar}, note = {1872年に新橋と横浜の間に鉄道が開通してから1950年代まで、日本国内における貨物の陸上輸送は鉄道が主流であった。鉄道貨物輸送の末端作業を行っていた通運事業者は、鉄道貨物輸送量が伸びるほど業績が上がるため、鉄道運送事業者とは不可分の関係であった。しかし、1960年代に道路整備が進んだことによりトラック輸送が拡大し、鉄道貨物輸送量は減少していった。鉄道運送事業者とともに国内の貨物輸送を担った通運事業者は、貨物輸送の近代化や法律の改正によって事業を拡大し、現在では鉄道やトラックだけでなく、航空、船舶の様々な輸送手段を組み合わせた物流サービスを提供している。1960年代の鉄道貨物輸送量の減少による通運事業の限界と、鉄道貨物輸送に対する政策の間にギャップが生まれた。そこで本稿では、1969年の運輸経済懇談会において物的流通ワーキング・グループがまとめた中間報告に着目し、ここでの審議事項が現在どの程度実現しているかそのプロセスと理由について明らかにする。}, pages = {35--45}, title = {JR貨物における通運事業の史的考察 : 1991年〜2011年での変遷を中心に}, volume = {38}, year = {2024} }