WEKO3
インデックスリンク
アイテム
維持血液透析患者の死亡前1年間のhANP、BNPの変化
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/3302
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/330200a96e6f-c2e1-4838-9ab4-3439bd0f7f98
Item type | 朝日大学 教育・研究業績(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2015-03-02 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 維持血液透析患者の死亡前1年間のhANP、BNPの変化 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_1843 | |||||
資源タイプ | other | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
業績分類 | ||||||
値 | 学会発表 | |||||
教員氏名 |
大野, 道也
× 大野, 道也 |
|||||
発行、発表雑誌等、又は発表学会等の名称 | ||||||
値 | 第58回日本透析医学会学術総会、福岡国際会議場、マリンメッセ福岡、福岡 | |||||
単著、共著の別 | ||||||
値 | 共同 | |||||
発行又は発表の年月 | ||||||
日付 | 2013-06-21 | |||||
概要 | ||||||
値 | 共著者等氏名:大野道也、石垣裕敏、泉 久美子、加藤周司、大橋宏重、江原俊英 【目的】維持血液透析(HD)患者において、hNAPは標準体重の設定の指標にBNPは心不全など心負荷の指標に用いられる。BNPは透析患者の予後因子として知られている。今回、最近3年間で死亡したHD患者の死亡前1年間のANP、BNPの変動を検討した。【対象と方法】対象は1年以上HDを継続していたHD患者67名(透析期間1.1年〜12.3年)のうち、2009年から2012年末での3年間に死亡した11例を対象とした。hANP、BNPは隔月で測定した。また、一次的に溢水症状を認めた左室収縮機能正常の維持HD患者とも比較検討した。【結果】死亡患者11例のうち、心疾患で死亡したのは6例で、血圧低下を伴う心不全症例(HF群)3例、心筋梗塞は2例(MI)群)、Vf1例であった。その他の死亡は肺炎、ガン、悪液質であった。HF群は、他の死亡例に比較して、除水量が多く、心機能が低下(左室駆出率<50%)し、hANPの値、BNP値で標準体重を低下させるものの、hANPは著変ないが、BNPの値は1,000pg/mlを超えて推移していた。一方、MI群は、死亡前のhAHNP、BNPが急に上昇する傾向にあった。非心疾患で死亡した群は、BNP、hANPともに低値で推移した。心機能正常群では溢水状態の時のみ、BNP、hANPが上昇するものの、標準体重を低下させると両値は低下した。【結語】除水量が多いと、心機能が低下して、除水によってhANPは著変ないもののBNPは高値のまま推移する。BNP高値で推移すると予後不良であることが示唆された。【目的】維持血液透析(HD)患者において、hNAPは標準体重の設定の指標にBNPは心不全など心負荷の指標に用いられる。最近3年間で死亡したHD患者の死亡前1年間のhANP、BNPの変動を検討した。【対象と方法】1年以上HDを継続して2012年末までの最近3年間に死亡した11例を対象とした。hANP、BNPは隔月で比較測定した。【結果】心疾患で死亡は6例で、血圧低下を伴う心不全症例(HF群)3例、心筋梗塞は2例(MI)群)、Vf1例であった。その他の死亡5例は肺炎、ガン、悪液質であった。HF群は、他の死亡例に比較して、除水量が多く、心機能が低下(左室駆出率<50%)し、hANPの値、BNP値で標準体重を低下させるものの、hANPは著変ないが、BNPの値は1,000pg/mlを超えて推移していた。一方、MI群は、死亡前のhAHNP、BNPが急に上昇する傾向にあった。非心疾患で死亡した群は、BNP、hANPともに低値で推移した。【結語】hANPは著変ないもののBNPは高値持続推移すると予後不良であることが示唆された。 |