@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003441, author = {大元, 秀一 and 若松, 宣一 and 玉置, 幸道}, issue = {2014-11-20}, journal = {2014-11-20}, month = {2014-11-20, 2015-11-10}, note = {歯科材料の進歩に伴い高強度なセラミックスによるメタルフリー修復が試みられているが、フレームのセラミックスと前装陶材の接着強度が問題視されている。本研究では脆性材料の引張強さを求めるダイアメトラル試験法の試験片形状をコントロールしたFlattened diametral bond(FDB)試験法を接着評価の題材とし、有限要素法により解析した。  ジルコニアと歯科用陶材の接合の接着耐久性をダイアメトラル圧縮試験法で評価するため、3種類の解析モデルを設計した。解析モデル1では直径10mm のジルコニア円柱の上下を平坦にしたFDB 試験用の試験片を準備し、長さの影響を調べた。次にジルコニア/陶材の半円状接合試験片をシミュレートし、均等に10μm の変位を与えた場合(解析モデル2)と均等に55N を負荷した場合(解析モデル3)を想定した。各々のジルコニア/陶材の界面での剥離に影響するせん断方向への応力分布について検討を行った。  解析モデル1からは試験片長さの影響が明らかにされ、長さ1mm では応力分布が一様であった。したがって、解析モデル2,3では1mm でシミュレーションを行った。解析モデル2で上方の平坦な部位から変位(ひずみ)を与えたところ、変位量が一定の場合には材質の物性による掛かる負荷の想定値が変わるため、次に解析モデル3として上端からの均等な応力値を付加する想定で有限要素解析を行った。その結果、3-D有限要素解析はジルコニア/陶材の接合界面に対して垂直方向に均一な引張応力が生じることを示した。  以上のことから上下面を平坦に加工して行うFDB 試験法は材料間の接合界面に一様な引張方向への応力を発生させることが可能と考えられ、異種材料の接合界面を評価する上で臨床的に有効な手法ではないかと考えられた。}, pages = {2014-11-20--2014-11-20}, title = {新しい接着耐久性の評価法としてのFlattened diametral bond試験法に関する3次元有限要素解析}, volume = {2014-11-20}, year = {} }