@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003457, author = {安村, 真一 and YASUMURA, SHINICHI and 近藤, 亜子 and KONDO, TSUGUKO and 式守, 道夫 and SHIKIMORI, MICHIO and 田村, 康夫}, issue = {2014-11-20}, journal = {2014-11-20}, month = {2014-11-20, 2015-11-11}, note = {本研究は食塊形成から嚥下までの顎運動および口腔周囲筋活動の協調運動の観察を行うことを目的とし、咀嚼運動時における咀嚼筋活動の協調について検討を行ったものである。対象は健常成人12名とした。顎運動記録には三次元6自由度顎運動測定装置ナソヘキサグラフII(GC社製)を用いた。筋活動は、習慣性咀嚼側と非習慣性咀嚼側の側頭筋、咬筋、舌骨上筋群から双極表面銀電極を用いて導出し記録した。シミュレーション運動として最大開口、最大クレンチング、舌の各方向への圧接運動を行われた。咀嚼運動の観察としてピーナッツ6gを用い、自由咀嚼、習慣側咀嚼、非習慣側咀嚼を2回ずつ行わせた。習慣性咀嚼側は、各被検者からの回答および自由咀嚼を参考に確認した。各筋活動は、活動量積分値(μV.s)を求め、側頭筋と咬筋はクレンチング時を、舌骨上筋群は最大開口時の筋活動量を100%としたnormalized EMG(%)に変換して観察の対象とした。咀嚼運動は、I. 粉砕期、II. 咀嚼期、III. 嚥下準備期およびIV. 嚥下期の4期の咀嚼ステージに分類し、各期で典型的な活動を示している代表波形を顎運動のZ軸(上下方向)の立ち上がり(開口)から閉口位までを1咀嚼サイクルとして、時間的に10等分することにより筋活動量および顎運動座標(x、y、Z)を求めた。統計処理は、分散分析と多重比較検定およびPeason's の相関係数の検定を用いた。舌運動による筋活動の変化は積分値では不明瞭だったが本方法の割合による検討で、より明瞭に検出できた。全咀嚼ステージと非習慣側咀嚼の咀嚼期の咬筋に咀嚼ステージ筋の役割に違いがあることが明らかとなった。粉砕期と咀嚼期では主に閉口筋が主となり舌骨上筋群は補助的に働き、次いで嚥下準備期から嚥下期では逆に舌骨上筋群が主となり閉口筋は補助的に働いていた。また舌骨上筋群は嚥下準備期から嚥下に至る経緯では、舌骨上筋群は左右同時に協調して働いていることが示唆された。}, pages = {2014-11-20--2014-11-20}, title = {食塊形成時における顎運動および咀嚼筋活動の微細協調運動}, volume = {2014-11-20}, year = {} }