@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003470, author = {堀, ちくみ and 安田, 順一 and YASUDA, JUN-ICHI and 小島, 綾子 and 齋藤, 那美子 and 小金澤, 大亮 and 川口, 千治 and 玄, 景華 and GEN, KEIKA}, issue = {2014-06-20}, journal = {2014-06-20}, month = {2014-06-20, 2015-11-13}, note = {摂食嚥下隙害の原因疾患は多数あるが、脳血管疾患後遺症はそのなかでも代表的な疾患である。摂食嚥下障害患者への対応は、チームアプローチが有効とされ、様々な報告がなされている。朝日大学歯学部附属病院で、多職種連携で医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、栄養士が関わってtransdisciplinary teamで摂食嚥下リハビリテーション行った。看護師は生活歴、生活背景の情報収集を行なうが、それらの情報を歯科医師や歯科衛生士と共有しアセスメントすることで、適切な対応ができた。看護師が把握した家族の心理・社会的状況などの情報を共有したことがチームとしての対応を円滑にしたと考えられた。今回、脳血管疾患後遺症の要介護高齢者の摂食嚥下障喜患者の2症例を経験したので報告する。症例1:91歳女性。脳梗墾後遺症、要介護度IIIであった。誤嚥性肺炎を繰り返すため経日摂取不可と診断され朝日大学附属病院に入院した。嚥下内視鏡検査では、誤嚥はなかったが嚥下反射の誘発が遅延し、喉頭蓋谷に食塊残留を認めた。摂食嚥下リハビリテーションを行ったが、必要栄養量をすべて経口摂取することは困難であった。家族の思いを受け止めながら情報提供を行い、経皮内視鏡的胃瘻造設術(Percutaneous Endoscopic Gastrotomy:PEG)を進め、口腔機能を維持するために舌接触補助床(Palatal Augmentation Prosthesis:PAP)を作成し、摂食嚥下リハビリテーションを行った。症例2:81歳女性。左側脳被殻出血後遺症、要介護度IVで、自宅療養中であった。転倒による上腕骨骨折もあり、経口摂取量が減少した。口腔衛生状態不良で、口腔乾燥状態であった。嚥下造影検査では誤嚥はなかった。摂食嚥下リハビリテーションを開始し、食物形態を調整した。専門的口腔ケアは歯科衛生士1名が継続して行った。入院14日目には、口腔機能と摂食機能が向上し、栄養状態も改善した。}, pages = {2014-06-20--2014-06-20}, title = {要介護高齢者の摂食嚥下障害患者に対しチームアプローチが有用であった2例}, volume = {2014-06-20}, year = {} }