@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003483, author = {引頭, 毅}, issue = {2014-02-20}, journal = {2014-02-20}, month = {2014-02-20, 2015-11-23}, note = {粘膜は生体の内外を境界する被覆組織であり、重要な防護機能を担っているのは周知の通りである。粘膜は病原微生物の侵入口にもなるため、感染を阻止するためには優れた免疫能力の存在が必須であるわけだが、一方、これと同時に生体の恒常性に関わる適切な常在微生物の生存をも維持・管理していかなくてはならない。このようなバランスを巧妙に調節しているのが粘膜免疫システムであり、このシステムを仲介して粘膜局所で産生されてくる抗体クラスの免疫恒常性における重要性は計り知れない。粘膜で産生される抗体クラスとしては免疫グロブリンA(IgA)が良く知られているが、部位によっては異なる抗体クラスが重要な役割を担う場合もあり、特に、ヒトの気道粘膜におけるIgDの役割は注目されてきている。本総説では、近年著しく知見が増幅されてきた。粘膜免疫と関連した抗体クラスの役割とその産生機構に焦点を当てたいと考えている。特に、粘膜でのIgA産生機構における自然免疫系とサイトカインシグナルのクロストークに関する知見や、IgDの役割とその産生調節機構に関する知見に関して、既知のIgA産生機構を参照しながら、概説ならびに考察を行っていきたい。}, pages = {2014-02-20--2014-02-20}, title = {粘膜を防御する抗体クラスとその産生誘導機構}, volume = {2014-02-20}, year = {} }