@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003485, author = {桑原, 茂久 and 杉本, 勘太 and 飯沼, 光生 and IINUMA, MITSUO and 田村, 康夫}, issue = {2014-02-20}, journal = {2014-02-20}, month = {2014-02-20, 2015-11-24}, note = {形状記憶プラスチックをマウスガード(MG)の一部に応用してMGを作製し、その適合性と耐久性および衝撃吸収能について検討した。MGには、コントロールとしてのMGなし、形状記憶プラスチックを用いたSMP-MG、ラミネート3重のMG3、通常の1層のMG1の3種類のMGを使用した。MG装着時の維持力を測定した結果、SMP-MGは平均3.5kgfであったのに対してMG3は平均2.5kgfであり、SMP-MG、MG3、MG1の順に、維持力は有意に小さくなっていた(p<0.001)。またMG3は回を重ねる毎に維持力が有意に低下するのに対して、SMP-MGの維持力低下は認められなかった(p<0.001)。復元性について変形量と変動係数で評価した結果、犬歯間と臼歯間の距離の変形量はSMP-MGが有意に小さく(p<0.001)、また変動係数もSMP-MGが有意に小さい変動値を示した(p<0.001)。この結果から、同じ3層のMGでも形状記憶プラスチックを介在した方が安定し、復元性も高いことが明らかとなった。歯槽骨のひずみは、MGなし、MG3、SMP-MGの順で小さくなっていた。またSMP-MGはMG3と比較してほとんどの計測部位で衝撃が有意に低下していた(p<0.001)。この結果から形状記憶プラスチックを用いたMGの方が、衝撃吸収能が高いことが明らかとなった。以上のことから、形状記憶プラスチックを応用したMGは、従来のラミネートタイプMGと比較すると、適合性がよく維持力に優れ、また高い衝撃吸収効果が得られ、長期間の使用に対しても変形がしにくいことが明らかになり、臨床応用への有効性が認められた。}, pages = {2014-02-20--2014-02-20}, title = {形状記憶プラスチックを用いたマウスガードの適合性および有効性}, volume = {2014-02-20}, year = {} }