@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003517, author = {田中, 四郎 and TANAKA, SHIRO and 蔡, 豪倫 and 厚地, 功誠 and 松原, 誠 and MATSUBARA, MAKOTO and 式守, 道夫 and SHIKIMORI, MICHIO}, issue = {2013-05-20}, journal = {2013-05-20}, month = {2013-05-20, 2015-12-15}, note = {口腔乾燥症にはセビメリン塩酸塩が有用であると言われている。しかし、セビメリン塩酸塩の内服はパーキンソン病を悪化させる可能性があるため、含嗽使用が推奨されている。今回、パーキンソン病患者の口腔乾燥症に対してセビメリン塩酸塩含嗽を試みたところ、パーキンソン病症状が一過性に悪化した1例を経験したので報告する。症例は77歳の女性。義歯不適合による上顎右側臼歯部歯肉の疼痛および口腔乾燥を主訴に朝日大学病院を受診した。初診時、上顎右側臼歯部床縁相当部粘膜に腫瘤を認め補綴科で義歯調整を行ったが改善しないため朝日大学病院歯科口腔外科を紹介受診した。腫瘤を局麻下に切除したところ、病理診断は肉芽組織であった。他院でシェーグレン症候群と診断されていたため口腔内乾燥による疼痛にはセビメリン塩酸塩含嗽を試みた。1日3回の含嗽を指示したが含嗽開始5日目ごろから急に歩行困難となったためセビメリン塩酸塩含嗽を中止した。含嗽中止後、経過観察したところ歩行困難は改善した。今回、パーキンソン病を合併したシェーグレン症候群患者でセビメリン塩酸塩含嗽を試みたところ、パーキンソン病症状が悪化したことから、僅かながらにも口腔粘膜あるいは口腔内の残薬液が嚥下され、吸収され可能性が考えられた。われわれは77歳の女性のパーキンソン病を合併したシェーグレン症候群患者にセビメリン塩酸塩含嗽療法を試みたところ、パーキンソン病症状が悪化した1症例を経験したので報告した。}, pages = {2013-05-20--2013-05-20}, title = {セビメリン塩酸塩含嗽でパーキンソン病の一過性の増悪を示した1例}, volume = {2013-05-20}, year = {}, yomi = {ATSUJI, KOSEI} }