@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003533, author = {渡邉, 一弘 and WATANABE, KAZUHIRO and 眞岡, 知史 and 瀧田, 史子 and TAKITA, FUMIKO and 岩堀, 正俊 and IWAHORI, MASATOSHI and 都尾, 元宣 and MIYAO, MOTONOBU}, issue = {2013-01-20}, journal = {2013-01-20}, month = {2013-01-20, 2015-12-24}, note = {MMA常温重合レジンは、細菌付着やプラーク形成の顕著な材料である。そのため、長期間口腔内に保持する症例において、二次齲蝕の罹患や歯周病を助長する問題が生じている。また、硬さや耐摩耗性が低く、十分な強度を有していない。グラスアイオノマーセメントの粉成分であるSurface Reaction Type Pre-Reacted Glass-ionomerフィラー(S-PRG)を含有したコンポジットレジン、歯面コート材には、細菌付着を抑制する傾向が確認されており、補綴分野においても義歯用コーティング材へ応用がなされている。本研究ではMMA常温重合レジンへの、細菌付着およびプラーク形成の抑制を目的としてS-PRGを含有したMMA常温重合レジンを試作し、in vivoにて抗プラーク性、in vitroにて細菌付着性および抗菌性の試験を行うとともにS-PRGの表面分布、曲げ強さ、ビッカース硬さ、歯ブラシ摩耗量についても検討した。その結果、S-PRGの含有量が多くなるに従い、試料表面にはフィラーが多く分布することが確認された。曲げ強さ、ビッカース硬さでは、すべての試料においてJISの基準値を満たしていた。摩耗量は有意に少ない値を示した。また、抗プラーク性試験ならびに細菌付着性試験において、初期付着細菌に対して有意に抗プラーク性、細菌付着の減少傾向が観察されたが、その効果は含有量に相関していなかった。以上のことから、S-PRGフィラー含有MMA常温重合レジンは、抗プラーク性を有する材料であり、5~10wt%の含有量において優れた物性を示す材料であることが明らかとなった。}, pages = {2013-01-20--2013-01-20}, title = {S-PRGフィラー含有MMA常温重合レジンの抗プラーク性}, volume = {2013-01-20}, year = {} }