@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003543, author = {伊藤, 友里 and ITO, YURI and 厚地, 功誠 and 村木, 智則 and MURAKI, TOMONORI and 長縄, 鋼亮 and NAGANAWA, KOUSUKE and 赤井, 崇浩 and AKAI, TAKAHIRO and 江原, 雄一 and EHARA, YUICHI and 太田, 貴久 and OOTA, TAKAHISA and 松原, 誠 and MATSUBARA, MAKOTO and 藤本, 雅子 and FUJIMOTO, MASAKO and 田中, 四郎 and TANAKA, SHIRO and 住友, 伸一郎 and SUMITOMO, SHINICHIRO and 笠井, 唯克 and KASAI, TADAKATSU and 江尻, 貞一 and EJIRI, SADAKAZU and 式守, 道夫 and SHIKIMORI, MICHIO}, issue = {2013-09-20}, journal = {2013-09-20}, month = {2013-09-20, 2016-01-19}, note = {今回、2007年からの2年間に当科で加療したビスフォスフォネート製剤(BP製剤)投与症例での口腔外科的処置について検討したので報告する。対象は男5名含む計60名(平均年齢70.5歳)であった。BP製剤(重複あり)は、内服薬投与ではアレンドロン酸ナトリウム水和物64症例で、注射薬投与は2症例、不明1症例、計67症例で、平均投与期間は2.7年、抜歯症例では2.8年であった。原疾患は骨粗鬆症51名、関節リウマチ6名、骨転移2名と骨形成不全症1名であった。60名の口腔疾患は106件(重複あり)で、根尖性歯周炎40例、う蝕26例、辺縁性歯周炎15例、歯根破折12例などであった。106件の治療内容は、抜歯52件、抜歯予定17件、保存的治療26件、腐骨除去などの外科処置計11件であった。骨髄炎3件では他院でBP製剤服用のまま抜歯し、腐骨形成を認めた。抜歯では原則3ヵ月間休薬しているが、局所症状などを考慮し抜歯時期を決めた。休薬期間は3.5±2.7ヵ月で、抜歯後の観察期間は5.0±2.9ヵ月であった。抜歯50件で経過観察が可能で、抜歯後の治癒の評価は4週目に行ない、その基準を抜歯穿覆う上皮層が厚くなり、陥凹感の消失とした。経過良好23件、治癒遅延24件、経過不良3件であった。抜歯例の経口BP製剤投与期間と抜歯後経過とに関連はなかった。抜歯の予後評価とBP製剤平均投与量の検討では、使用頻度の高い第2世代で検討した。抜歯後経過観察例の抜歯までのBP製剤投与量は、経過良好群では2864.6±1853.3mg、治癒遅延例では4946.1±4449.6mgおよび経過不良群では6160±5213.5mgで、経過不良群の投与量が治癒遅延例より有意に多かった。BP製剤は、22件で上皮化確認後再開したが、再開後は特に問題を認めなかった。BP製剤休薬期間は今回の調査では抜歯の予後と関連がみられなかったが、抜歯の予後とBP製剤総投与量とは関連が示唆されたので、投与量と抜歯後の治癒不全との関連が推察された。再開時期などは今後の検討が必要である。}, pages = {2013-09-20--2013-09-20}, title = {ビスフォスフォネート製剤投与患者の臨床的検討}, volume = {2013-09-20}, year = {}, yomi = {ATSUJI, KOSEI} }