@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003563, author = {阿座上, 遼子 and 山村, 理 and YAMAMURA, OSAMU and 森, 大輔 and MORI, DAISUKE and 羽田, 詩子 and HATA, UTAKO and FUJIWARA, SHUU}, issue = {2013-09-20}, journal = {2013-09-20}, month = {2013-09-20, 2016-01-29}, note = {義歯に代表される補綴物の機能向上を目的に、発音を利用した機能検査法は広く用いられている。しかしそれら検査法において選択される被験語には子音が多く、子音の単独発音等を得意としない被験者に用いるのは難しい。また、多くの検査法は術者の主観にのみ結果が委ねられ、客観性に乏しい。これらの問題点を解決すべく、発音が簡便で安定性のある母音を被験語として選択し、客観的に人間の「きこえ」を評価する音質評価法を用いる事で、より簡便で客観性のある検査結果が得られると考えた。本実験では、咬合床装着による咬合高径の増加を補綴物装着による口腔内環境の変化と想定し音質評価法を用いて評価した。被験語に日本語母音[a][i][u][e][o]を選択し、被験者5名に対し実験を行った。咬合床は被験者の上下顎模型を咬合器に装着後、補綴物装着を想定し咬合高径を増加させた状態で下顎上に製作した。咬合床を未装着、装着時とそれぞれ5回ずつ発声させ録音した。その後、OSCOPE2(小野測器、日本)にてloudness、sharpness指標を用い音質評価を行い、統計処理を行った。結果、全ての被験語において装着時と未装着時で有意な差を認めた。loudnessおよびsharpnessどちらの指標でも装着後に値は減少していた。本実験では被験語に発音が簡便で安定性のある母音を用いることで、より安定性のある結果が得られた。また、値が減少した原因として、補綴物装着時の違和感等による心理的要因によって放射音が減少したものと考えられる。以上の結果より、音質評価法を用いる事で被験者自身が感じる発音時の主観を客観的に定量化する検査法の確立が示唆された。}, pages = {2013-09-20--2013-09-20}, title = {音質評価法による補綴装置が及ぼす発音への影響の解明}, volume = {2013-09-20}, year = {} }