@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003677, author = {田中, 四郎 and TANAKA, SHIRO and 蔡, 豪倫}, issue = {2013-05-20}, journal = {2013-05-20}, month = {2013-05-20, 2016-05-16}, note = {今回われわれは、下顎左側第二大臼歯の新付着術後、側咽頭隙に拡大した血腫のため気道狭窄をきたした1例を経験したので、その概要に考察を加えて報告する。患者は50歳の女性。呼吸困難を主訴に2013年1月に当科に紹介来院した。初診時、顔貌に特記すべき異常はなかったが、嚥下痛、開口障害、発声障害および軽度の呼吸困難を認めた。口腔内は下顎左側第二大臼歯遠心部歯肉に切開創があり、少量の出血を認めた。左側軟口蓋から中咽頭側壁にわたって暗赤色、弾性軟の著明な腫脹により口蓋垂は右側に偏位していた。MRI写真所見で左側軟口蓋から左側中咽頭にかけて約20mmの腫瘤性の血腫を疑う像を認めた。中咽頭部の腫脹増大による気道閉塞の可能性があるため同日入院させ、点滴静注と流動食の経口摂取により栄養管理を行った。また、感染予防のため抗菌薬の点滴静注を開始した。動脈血酸素濃度は97~99%で推移し低下がみられなかったため気管内挿管は行わず経過観察した。第5病日目には腫脹は軽減し、摂食障害も改善してきたため点滴静注を終了とし、抗菌薬も内服へ変更した。症状の増悪みられないため第6病日目に退院となった。本症例で血腫を形成した原因は舌動脈を損傷し、翼突下顎隙から側咽頭隙へ血腫が形成されたことによるものと考えられた。}, pages = {2013-05-20--2013-05-20}, title = {歯周外科手術後に生じた気道狭窄を伴う側咽頭隙血腫の1例}, volume = {2013-05-20}, year = {} }