@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00003682, author = {亀水, 秀男 and 駒田, 裕子 and KOMADA, YUKO and 大田, 優 and 加藤, 大貴 and 佐藤, 峻介 and 松田, 卓朗 and 大元, 秀一 and 飯島, まゆみ and 若松, 宣一 and 足立, 正徳 and 渋谷, 俊昭 and SHIBUTANI, TOSHIAKI and 土井, 豊 and DOI, YUTAKA}, issue = {2011-10-20}, journal = {2011-10-20}, month = {2011-10-20, 2016-05-20}, note = {この研究は、可視光応答型TiO2を含む歯面漂白用レジンコート材の開発とその漂白効果を検討することを目的としている。TiO2はアナターゼ型を使用し、可視光応答化のために銀の光析出処理を行った。可視光応答型TiO2の光触媒活性能は、可視光照射下(5~60分間)でのメチレンブルー水溶液(MB)の退色実験により評価した。また、可視光応答型TiO2含有レジンコート材は、可視光応答型TiO2と市販のMMA系即時重合レジン粉末とを混和して作製した。このレジンコート材の硬化は、MMA液の添加によって行った。試作レジンコート材の漂白効果は、2種類の実験モデル(レジンコート材着色モデル、アルミナ板着色モデル)により検討した。光析出処理後、得られたTiO2(Ag50、Ag100)はXRDにより、アナターゼ型であることが確認できた。2種類の可視光応答型TiO2(Ag50、Ag100)とも、光触媒活性によりMB水溶液の退色が起こり、照射時間が長いほど退色の割合は大きかった。総じて、Ag50の方がAg100より退色程度が大きかった。実験モデル1:時間の経過とともに色差値ΔE*abが大きくなり、肉眼でも色調の変化が確認できた。また、b*値が減少し、それに伴い黄色の退色傾向を示した。ハロゲン照射の場合、b*値は照射前の+51.1から20分間照射で+17.2まで低下した。一方、キセノン照射の場合、b*値は照射前の+51.1から、120秒間照射で+31.1まで低下した。また、両者とも、L*値の分析より照射後、明度の上昇が見られた。実験モデル2:着色アルミナ板も光照射により色調の変化がわずかであったが、ΔE*abの増加が観察された。b*値は、照射前の+21.0から、20分間照射または40分間照射でそれぞれ+15.9または+12.6まで低下した。これに伴い、黄色の退色傾向が観察された。これらの結果から、可視光応答型TiO2含有レジンコーティング材には、可視光照射下で着色面の色素を分解し、漂白作用を示すことがわかった。}, pages = {2011-10-20--2011-10-20}, title = {歯面漂白用レジンコート材の開発-可視光応答型TiO2含有コート材の漂白効果-}, volume = {2011-10-20}, year = {} }