@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00005175, author = {松岡, 正登 and 藤下, 昌巳 and 塚原, 隆司 and 中澤, 純子 and 永山, 元彦 and NAGAYAMA, MOTOHIKO and 竹内, 宏 and TAKEUCHI, HIROSHI}, issue = {2009-02-20}, journal = {2009-02-20}, month = {2009-02-20, 2017-01-23}, note = {高齢化社会を迎えて増加の一途を辿っている閉経後性骨粗鬆症は口腔にも顎骨の吸収や歯周炎をひき起こす。本症はエストロゲン欠乏によって生じる高回転型の骨代謝性疾患であるが、その成因についてはまだほとんど知られていない。そこで今回、卵巣を摘出した骨粗鬆症モデルラット(OVX)を用いて、骨代謝の主役の骨芽細胞と破骨細胞の分化や活性化に関連している各種の発現因子の動態あるいは消長を、脛骨と下顎骨で免疫組織化学的に検索した。OVXは摘出後3ヵ月で両骨の海綿骨の消失、ハバース管およびフォルクマン管様の管の内壁の拡大、下顎骨ではこれらに加えて、骨髄腔・下歯槽神経管・歯根膜腔の開大を認めた。発現因子は無処置対照ラットと比べて発現低下したもの(bFGF、FGFR、BMP2/4、Runx2、Osterix、Wnt、LRP5、OPG)、変化のなかったもの(RANKL、RANK)および増強したもの(βcatenin)の3種類に大別できた。この結果からは、(1)骨芽細胞誘導因子とその転写因子の発現低下による骨芽細胞の分化・増殖抑制が生じること、(2)その骨芽細胞によるRANKLの発現と破骨細胞前駆細胞によるRANKの発現には影響はないが、Wntの発現抑制に始まるβcateninの増加とリン酸化亢進によるOPGの発現停止が起因する破骨細胞分化亢進が起こることが示唆された。}, pages = {2009-02-20--2009-02-20}, title = {卵巣摘出ラットにおける骨病変および骨芽細胞と破骨細胞の分化因子の動態}, volume = {2009-02-20}, year = {} }