@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00005228, author = {亀山, 泰永 and 北村, 圭司 and 八代, 耕児 and 神谷, 真子 and KAMIYA, MASAKO and 藤田, 厚 and Fujita, Atsushi}, issue = {2008-02-20}, journal = {2008-02-20}, month = {2008-02-20, 2017-02-09}, note = {ラット3大唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)および肝由来生体膜の物理化学的性質を電子スピン共鳴(ESR)法で比較検討した。ミクロソーム画分では耳下腺、肝が顎下腺、舌下腺より膜流動性に富んでいた。耳下腺ホモジェネートから、遠心分画、MnCl2処理、Percoll密度勾配遠心分画の組合せで調製した細胞内小器官の生体膜の物理化学的性質を検討したところ、ミトコンドリア画分が小胞体画分、リソソーム含有ミトコンドリア画分より膜流動性に富んでいた。さらに、膜融合の結果惹起される唾液分泌に関与する細胞内小器官(分泌顆粒と頂端側形質膜)さらに小胞体の膜物性を流動性で検討すると、分泌顆粒>小胞体>頂端側形質膜の順に増加した。これらの物性は、細胞内小器官に特有の生体膜構成脂質のみならず、各小器官特有の機能を発揮する膜タンパク質の物理化学的性質を反映していると考えられる。さらに、耳下腺細胞のように細胞極性を持つ分泌細胞の頂端側形質膜にはラフト様構造の存在が指摘されている。これらの結果は、耳下腺唾液の分泌時には、膜流動性に富む分泌顆粒が流動性に乏しく、硬い頂端側形質膜と融合することによって部分的に形質膜を脆弱化し、膜融合後の外分泌を惹起していることが示唆された。}, pages = {2008-02-20--2008-02-20}, title = {ラット唾液腺由来細胞内オルガネラの膜物性}, volume = {2008-02-20}, year = {} }