@article{oai:asahi-u.repo.nii.ac.jp:00005231, author = {亀山, 泰永 and 神谷, 真子 and KAMIYA, MASAKO and 八代, 耕児 and 藤田, 厚}, issue = {2008-02-20}, journal = {2008-02-20}, month = {2008-02-20, 2017-02-10}, note = {ラット顎下腺および耳下腺ミクロソームの1-アシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンアシルトランスフェラーゼの基質特異性を検討した。顎下腺の酵素は、5,8,11,14,17-エイコサペンタエノイル-CoAに対して一番活性が高く、次いで11,14,17-エイコサトリエノイル-、アラキドノイル-、オレオイル-CoAの順であった。一方、飽和アシル-CoAに対する基質特異性は不飽和アシル-CoAのそれより低かった。耳下腺では、5,8,11,14,17-エイコサペンタエノイル-CoAに対して一番活性が高く、次いで11,14,17-エイコサトリエノイル-、γ-リノレノイル-、アラキドノイル-CoAの順であった。顎下腺ミクロソームの1-アシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンアシルトランスフェラーゼ活性は耳下腺のそれより2-5倍高かった。この酵素は、トランス型および分枝鎖型アシル-CoAに対しても高い活性を示した。顎下腺、耳下腺における酵素の比活性の解析から、本酵素は炭化水素鎖長:18以上、二重結合の数:3-5個のアシル-CoAに対して高活性を示した。これらの結果は、唾液腺の1-アシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンアシルトランスフェラーゼがエイコサノイドに関連したアシル-CoAを良い基質にすることが示唆された。このことは、ミクロソームの再アシル化系酵素がホスファチジルコリン内にエイコサノイド前駆物質を蓄積するのに重要であると考えられる。}, pages = {2008-02-20--2008-02-20}, title = {ラット顎下腺および耳下腺ミクロソームの1-アシル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンアシルトランスフェラーゼの多価不飽和脂肪酸アシル-CoAに着目した基質特異性}, volume = {2008-02-20}, year = {} }