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開窓療法により下顎区域切除を回避できている広範囲な歯原性角化嚢胞bの1例
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/12754
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/1275421433c6f-27fa-4b95-a168-6abc9f9f8fbb
Item type | 朝日大学 教育・研究業績(1) | |||||
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公開日 | 2020-10-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 開窓療法により下顎区域切除を回避できている広範囲な歯原性角化嚢胞bの1例 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_1843 | |||||
資源タイプ | other | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
業績分類 | ||||||
値 | 学会発表 | |||||
教員氏名 |
村松, 泰徳
× 村松, 泰徳 |
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発行、発表雑誌等、又は発表学会等の名称 | ||||||
値 | 第74回日本口腔科学会学術集会(インターネット開催) | |||||
単著、共著の別 | ||||||
値 | 共同 | |||||
発行又は発表の年月 | ||||||
日付 | 2020-04 | |||||
概要 | ||||||
値 | 患者は57歳、女性。2013年6月ごろより左頬部腫脹ならびに下顎左側大臼歯部の腫脹を自覚し近歯科医院を受診。下顎左側大臼歯部透過性病変の指摘を受け精査目的で2013年7月に当科紹介受診。パノラマX線写真ならびにCTにて下顎右側4番から下顎左側8番にかけて下顎下縁に至る境界明瞭な多房性の骨透過像を認めた。生検にて歯原性角化嚢胞の病理診断を得た。病変の大きさ、年齢等も考慮し下顎区域切除術と再建術を提示したが本人から同意得られず、開窓療法にて縮小がみられれば摘出術を行うことを選択。2013年8月、全麻下で開窓術を行った。下顎右側小臼歯部、下顎左側前歯部および下顎左側大臼歯部を開窓、隔壁は可及的に除去し嚢胞を単腔化した。その後、洗浄による経過観察を継続したところ骨透過部は縮小を認め摘出術を推奨したが、患者は引き続き開窓部から洗浄を希望した。 現在、開窓後6年経過するが前歯および下顎左側大臼歯根尖部に一部歯冠大の骨透過像を認めるまで縮小し下顎区域切除術は回避できている。しかしながら、本疾患は高い増殖能ならびに再発傾向を示すことから引き続き注意深い経過観察が必要であると考える。 |