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片腎患者に対して導入化学療法を行った下顎歯肉癌の一例
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/13126
https://asahi-u.repo.nii.ac.jp/records/13126460f5336-a40f-4422-ad17-2c877a618e99
Item type | 朝日大学 教育・研究業績(1) | |||||
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公開日 | 2021-06-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 片腎患者に対して導入化学療法を行った下顎歯肉癌の一例 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_1843 | |||||
資源タイプ | other | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
業績分類 | ||||||
値 | 学会発表 | |||||
教員氏名 |
江原, 雄一
× 江原, 雄一 |
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発行、発表雑誌等、又は発表学会等の名称 | ||||||
値 | 第63回日本口腔科学会中部地方部会 | |||||
発行又は発表の年月 | ||||||
日付 | 2020-10 | |||||
概要 | ||||||
値 | 片腎には先天性と後天性の要因があり、いずれの場合でも腎機能低下が存在する。これらの患者の頭頸部癌に対する化学療法による抗腫瘍効果や腎機能への影響に関する報告は限られている。今回、片腎患者の下顎歯肉癌に対して導入化学療法を経験したので報告をする。患者は55歳の女性、下顎右側臼歯部の疼痛を訴えて来院した。小児期の交通事故による右腎摘出術の既往があった。生検で、扁平上皮癌と診断し、また腎機能はステージG3a慢性腎臓病と診断された。導入化学療法を、シスプラチンのみ25%減少し、ドセタキセルと5-フルオロウラシルは通常量で施行した。2クールとも12日目で、一過性の腎機能低下を認めた。外科的手術を施行し、摘出物の病理組織学的に腫瘍の残存は認めず経過観察中である。また、現在まで腎機能の悪化は認めていない。片腎患者に対して、シスプラチンを減量しても、抗腫瘍効果を認め、かつ短期的には腎機能が維持されることが示唆された。 |